2017年9月24日日曜日

Blue Giant

漫画、Blue Giantを読み始めました。

私自身、ジャズを演奏したことはないのですが、

アマチュア演奏家の一人ですから、

主人公の大たちが抱える気持ちがよく伝わってきました。

中でも、雪折には共感する部分が大きかった。

私の場合は、歌がほとんどですから、

雪折がぶち当たった、セオリー通りの演奏では
本当の感動は聴き手に伝わらない、という壁は、
痛いほどよく分かりました。

もっとも、私の場合は、そういうことを言ってくる指導者が
とても嫌いだった。

音楽には、やはり正確な音程とリズム、他の奏者との調和は欠かせない。

大人になった今では、言いたいこともよく分かりますがね。

それにしても、理論も技術もなくても、
聴き手の心をとらえて離さない演奏ができてしまう大は、

本当の「天才」であり、「プレイヤー」なのだと思います。

ジャズに限らず、音楽の世界では、こういう奏者が必ずいるものです。
実に羨ましい!

まだ完結していない作品ですから、今後の展開が楽しみです。

ただ、一つだけ苦言を言わせていただきます。
主人公である、大の物語であるこの作品。
進行上仕方のないこととはいえ、
雪折の右手を奪ったことは、
同じ奏者として、到底受け入れ難いたことだと
思っています。

2017年9月10日日曜日

ヤノフスキのTristan und Isolde

久しぶりに音楽ネタです。

e-onkyoでヤノフスキのトリスタンとイゾルデを購入。

96khz/24bitのハイレゾ音源です。

これはなかなかいい演奏です。

表題役の二人の歌手が抜群です。

トリスタンのグールド。

高音で強く歌う部分は荒っぽく感じますが、

柔らかく歌う部分は、ルネ・コロよりも好きです。

イゾルデのシュテンメ。

パッパーノの録音でもイゾルデ役を聴いていましたが、
高音をきいても耳を塞ぎたくなるような感じにもならない。

安心して聴けますね。

その他の歌手も全体的にはおとなしい印象を受けますが
検討していると思います。

クライバーやベームの録音が醸し出す、陶酔した感じとは
ちょっと違いますが、この演奏は、かなり気に入りました。

2017年9月1日金曜日

北陸旅行記④~能登・前編

能登半島にも行って来ました。

金沢から能登に向かいましたが、その途中にある

千里浜ドライブウェイというところは、なんと砂浜を車(!)で走れます。

なかなかない経験で、天気も良くて最高でした。

千里浜ドライブウェイを経て、この日の最初の目的地、

気多大社に到着。






















海に近くてとてもいい雰囲気でした。


出入り口に巫女さんがいらっしゃって、
親切に案内してくださいました。

この気多大社も、北陸地方を代表する自社の一つ。
海の神様なんでしょうね。

















参拝の後、こちらでも御朱印をいただきました。

次は、総持寺祖院へ。

こちらは、以前は永平寺と並んで、曹洞宗の大本山だったという
由緒あるお寺。


















こちらは、かつて、永平寺と並んで、曹洞宗の大本山だったという
由緒あるあるお寺。

大本山としての機能は、明治時代に横浜に移転した総持寺

に譲ったそうですが、こちらでも「総持寺祖院」として
姿を残しています。

御朱印をいただくときに、横浜総持寺の隣にいただいたら、
「こういう方が多い。皆さん熱心に参拝してくださってありがとうございます。」
といったことをお坊さんがおっしゃっていました。

横浜総持寺も、大好きなお寺の一つです。